2024年9月21日(土)に東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばで「SOSIAミャンマー映画祭2024~インパール作戦から80年。日本とミャンマーの歴史をめぐる映画の旅~」を開催し、のべ100名超の方々にご来場いただきました。本当にありがとうございました!
3つの映画とSOSIAオリジナル映像2本を3回に分けて上映後、それぞれの映画にちなむゲストをお迎えしてトークタイム。制作の裏話や戦争にまつわるエピソード、質疑応答で盛り上がりました。1部と2部の間はランチ交流会。お料理を提供いただいた東京・曙橋のゴールデンバガンさんからはチンバウンジョー(ローレル葉炒め)とペーボウジョー(納豆炒め)もサービスいただき、美味しいミャンマーのシャン料理に舌鼓を打ちつつ参加者同士で交流が進みました。
また、募金箱には合計7000円の募金をいただきました。SOSIAの活動を通じてミャンマーの子ども支援に活用させていただきます。
参加者のみなさんからは「あらためてミャンマーと日本の歴史を振り返って、今後を考えることができた」「ミャンマーを題材にした映画をみるのははじめてで、現在の在日外国人を取り巻く課題や、かつて日本がミャンマーで戦争をしていたという事実を改めて考えさせられた」「リアルさを追求した映画で感銘を受けた。ミャンマーに関心を持って多くの人が活動されていること、何度も現地のお話を聞けたことが素晴らしかった」といった感想が聞かれました。
ご来場のみなさま、運営協力のIDFC日本ミャンマー学生会議さん、料理提供のゴールデンバガンさん、ゲストの亀山仁さん、藤元明緒監督、渡邉一孝プロデューサー、神谷友子さん、ありがとうございました!!
■映画上映&ゲストトーク■
①10時~12時「山の医療団」「SOSIA映像」上映&亀山仁さん、ミャンマーからオンラインゲストトーク
②14時~16時半「僕の帰る場所」「白骨街道」上映&藤元明緒監督、渡邉一孝プロデューサー、亀山仁さんゲストトーク
③17時~19時「山の医療団」「SOSIA映像」上映&神谷友子さん亀山仁さんゲストトーク
*12時~14時ランチ交流
日 時:2024年9月21日(土)10時~19時(9時半受付開始)
場 所:市ヶ谷・JICA地球ひろば600号会議室
主 催:NGO SOSIA
協 力:IDFC 日本ミャンマー学生会議
2024年5月18日に東京・新宿のシェアキッチンみちくさくらすで、SOSIAボランティアチームと地球市民の会ボランティアが開催したチャリティカフェ&チャリティネイルが盛況のうちに終了しました。ご支援ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!!
カフェイベント純益と募金の合計65,204円に、当日は行けないけれど応援していますとご寄付いただいた47,982円を合わせて113,186円もの支援金となりました。こちらは、NGO SOSIAを通じてミャンマー子ども支援にあてさせていただきます。
カフェとは別途、チャリティネイルの売り上げは認定NPO法人地球市民の会に寄付されます。詳しくはFacebookページでの報告をご覧ください!
あらためまして、ご来場ご参加、関わってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました!!
<チャリティカフェ会計報告>
〇収入(売上+募金)・・・95,600円
〇支出(食材・消耗品)・・・30,396円
収入-支出=寄付金65,204円
*1 一部、無償提供いただきました。
*2 会場費全額をNGO SOSIA、認定NPO法人地球市民の会から協賛いただきました。
<協力者・順不同>
イラスト協力&チャリティグッズ提供:いわさきゆみこさん
手づくりアクセサリー提供:AIKOさん
民芸品提供:Mさん
食材寄贈:亀山仁さん、Kさん
調理助言:ゴールデンバガンのみなさん、KKさん
会場特別料金:シェアキッチンみちくさくらす
調理・運営ボランティア協力:
Yangonかるたプロジェクトのみなさん
その他個人のみなさん
Special thanks to
WIN'S CREWのみなさん
ミャンマーの平和を創る会-チイチイキンキンのみなさん
国際協力オンラインサロンSynergyのみなさん
2023年9月16日に東京・新宿の地域センターでSOSIAミャンマー子ども食堂を開催しました。ミャンマー出身の親子と一緒にミャンマーと日本の家庭料理を作って交流する会です。この日は6組の親子と2名のボランティアの総勢20名ほどが参加し、料理づくりと食事を楽しみました。
メニューは、ミャンマー・シャン州の田舎で食べられている納豆麺(ペーボウッカウスエ ပဲပုပ်ခေါက်ဆွဲ)と肉じゃがでした。子どもたちも納豆を炙って砕いたり、ニンニクの皮をむいたりと大活躍。大人は滅多に食べられないシャン州の郷土料理を楽しめて大満足。もちろん味はどちらも美味で、お代わり続出でした。
今後も不定期に開催予定です。SOSIA会員・ボランティア限定で開催していますので、ご関心のある方はお問い合せください。
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材料がなかなか手に入らないのが残念ですが、簡単にレシピをご紹介します。
納豆麺(ペーボウッカウスエ ပဲပုပ်ခေါက်ဆွဲ)の作り方
<下準備>
乾麺(米)を水に漬けておく
板湯葉を水に漬けておく
にんにくと玉ねぎをみじん切りにする
ショウガをスライスする
トマトの皮を湯むきして実をつぶす
鶏ガラをさっとお湯で茹でて臭みをとる
乾燥納豆(せんべい状)を火で炙ってから粉々にくだく
一味に温めた油を注いで一味オイルをつくる
ピーナッツを砕く
<スープづくり>
・お湯を沸かし、下処理した鶏ガラ、ショウガ、にんにく、小葱の白いところ、草果、を入れて出汁をとる。
・アクをとって、板湯葉を入れる。
・ほんだしと中国醤油、塩コショウで軽く味付けする。
<納豆トマトソースづくり>
・たっぷりの油でタマネギを弱火~中火で炒める
・タマネギの生臭さがなくなりキツネ色になったらニンニクをいれてさらに炒める
・タマネギとニンニクがキツネ色になって水分が飛んだら、下処理した乾燥納豆を入れていためる
・つぶしたトマトを加えて、塩で味つける
<盛り付け>
・水でもどした乾麺を1分くらい茹でて、お椀によそう。中国醤油、塩、ほんだし少々を麺に混ぜる
・麺の上に納豆トマトソース、豆板醤、小葱、揚げニンニクオイル漬け、5種香辛料油漬け、一味オイル、すりごま、ピーナッツ、レモンをトッピングしたら、スープを注いで完成。
●納豆麺 20人分 材料●
👉乾麺(米)
👉スープ
鶏ガラ 1 kg
生姜 1
にんにく 1
草果 (実2コ)
乾燥 板湯葉
Bean blood ⇒本来は家畜の血の塊を入れるが、代用に豆でできた製品Bean bloodを使うか、なくてもよい。
👉ペースト
乾燥納豆
トマト (柔らかい実 5コ) 缶詰はダメ
にんにく 1
玉ねぎ 中サイズ 3 or 大2
👉調味料
塩
ほんだし
中国醤油
小ネギ
すりごま
一味
サラダ油
豆板醤
胡椒
レモン2
ローストピーナツ
八角など5種類の香辛料油漬け
揚げニンニク油漬け
2023年8月20日に東京・早稲田の喫茶タビビトの木をお借りして、ボランティアチームが開催したチャリティカフェが盛況のうちに終了しました。ご支援ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!
調理ボランティア、チャリティグッズ提供、写真展示など、さまざまな形で多くの方にご協力いただきました。ボランティアチーム一同、心より御礼申し上げます。
募金・イベント純益あわせて42,527円となり、ミャンマー子ども支援にあてさせていただきました。
ご来場ご参加、関わってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました!!
<会計報告>
〇収入・・・60,700円
カフェ=52,200円
募金箱=8,500円
〇支出・・・18,173円
食材・消耗品=14,173円*
会場使用料=4,000円
●支援金42,527円
*食材の無償提供をいただきました。
<協力者・順不同>
イラスト協力:いわさきゆみこさん
展示協力:亀山仁さん
食材寄贈:Kさん、ゴールデンバガンさん
調理助言:ゴールデンバガンさん、KKさん
会場特別料金:喫茶タビビトの木さん
Special thanks to
WIN'S CREWのみなさん
情報拡散にご協力くださったみなさん
2023年4月30日に東京・新宿のシェアキッチンみちくさくらすでボランティアチームが開催したチャリティカフェが盛況のうちに終了しました。ご支援ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!
また、調理ボランティア、チャリティグッズ提供、写真展示など、さまざまな形で本当に多くの方にご協力いただきました。主催・運営のSOSIAカフェボランティアチーム一同、心より御礼申し上げます。
2万円を超える募金・寄付をお寄せいただき、イベント純益とともに44,651円の支援金となり、子ども緊急募金にあてさせていただきました。
ご来場ご参加、関わってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました!!
<会計報告>
〇収入・・・81,500円
カフェ=56,000円
募金箱=25,500円
〇支出・・・36,849円
食材・消耗品=21,429円*1
会場使用料=15,420円*2
●支援金44,651円
*1 食材・グッズ等の無償提供をいただきました。
*2 後日、料金の一部をご寄付いただき、子ども緊急支援にあてました。
<協力者・順不同>
イラスト協力&チャリティグッズ提供:いわさきゆみこさん
展示&写真提供:亀山仁さん
食材寄贈:Kさん、Nさん、ゴールデンバガンのみなさん
調理助言:ゴールデンバガンのみなさん、Kさん
会場特別料金&寄付:シェアキッチンみちくさくらす
調理・運営ボランティア協力:
Yangonかるたプロジェクトのみなさん
その他個人のみなさん
Special thanks to
WIN'S CREWのみなさん
ミャンマーの平和を創る会-チイチイキンキンのみなさん
2023年4月1日、2日の2日間にわたって東京・新宿のシェアキッチンで開催したチャリティカレー&カフェ 映画上映が無事に終了しました。ご来場ご支援くださったみなさま、本当にありがとうございました。
また、調理ボランティア、チャリティグッズ提供、写真展示など、さまざまな形で本当に多くの方にご協力いただきました。主催・運営のSOSIA事務局ボランティア、カレーチーム一同、心より御礼申し上げます。
2日間で4万円(ヤンゴンかるたさんからの寄付金含む)を超える募金・寄付をお寄せいただきました。イベント純益とともに、ミャンマー孤児院の緊急支援にあてさせていただきます。まだ支払いが済んでいない経費があるため、集計と精算が終わりましたら、あらためてご報告いたします。
<2023.4.6.追記>支援金は93,379円となりました。
あらためまして、ご来場ご参加、関わってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました!!
<会計報告>
〇収入・・・221,207円
カレー&カフェ チャリティ上映=175,000円
募金箱=26,207円
Yangonかるたプロジェクトより寄付=20,000円
〇支出・・・127,828*
食材・消耗品・調理器具レンタル=64,648円
会場使用料=63,180円
●支援金93,379円
*食材や上映、グッズ等の無償提供をいただき支出が削減されています。
<協力者・順不同>
イラスト協力&チャリティグッズ提供:いわさきゆみこさん
展示&チャリティ写真提供: 亀山 仁 さん
チャリティ上映&登壇協力:藤元組、 藤元 明緒 監督
チャリティアクセサリー提供:AIKOさん
お米寄贈:Jさん
食材寄贈:Kさん
広報協力:室橋裕和さん
調理助言:ゴールデンバガンのみなさん、Kさん
会場使用料特別料金:シェアキッチンみちくさくらす
調理・運営ボランティア協力:
ミャンマーの平和を創る会-チイチイキンキン のみなさん
Yangonかるたプロジェクト のみなさん
Rimini Street 社員有志のみなさん
WIN'S CREWのみなさん
その他個人のみなさん
2023年2月11日(土・祝)に、春ごろに実施を予定しているチャリティカレー&カフェに向けて、調理の練習と試食会を行いました。この日は鶏カレー、卵カレー、レンズ豆スープ、パラタ、ミルクティーを練習。このほかに、ひよこ豆のペーストを使ったディップや揚げ豆腐もミャンマー人の方から習いました。ボランティアの子どもたちは、手打ちうどんとチョコトリュフに挑戦。美味しく楽しい練習会となりました。
2022年11月11日まで行っていた地球市民の会さんを通じたミャンマー子ども支援キャンペーンにて、SOSIA目標30万円、地球市民の会全体目標300万円、ともに達成し、多くの貴重なご寄付と応援のお気持ちを頂戴しました。
本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
ご寄付は、地球市民の会を通じて現地へ届けられます。みなさまの応援の想いが形になるまで、少しお時間をいただきますが、活動がおわりましたら、改めてご報告いたします。2023年3月ごろ(→春休み時期のため、新学期がはじまる2023年6月ごろへ変更します)のご報告を予定しております。
今回、SOSIAが地球市民の会の寄付集めをお手伝いするサポートファンディングという形で、ミャンマーの子どもたちの学びを応援してきました。そのなかで、直接ご寄付をいただくだけではなく、ミャンマーの子どもたちの学びや文化、日本とのつながりに関するコラムなどの情報を、FacebookやTwitterで広めてくださった方がたくさんおられ、そうした方々のお力添えもあって、たくさんの寄付が寄せられました。寄付だけではなく、そうした情報拡散のご協力にも、SOSIAメンバーは勇気づけられましたし、ミャンマーにも、その想いを届けていきたいと思います。寄付者のみなさま、そして、関わってくださった、すべてのになさまにも、感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。
寄付が子どもの未来を支え、日本とミャンマーの人々の新たなつながり、平和の絆となるよう、活動を続けてまいります。引き続き、よろしくお願いいたします。
2022年9月17日(土)、東京・若松地域センターでNGO SOSIAの20周年記念セミナーを開催しました。当日は30名超の方々が参加してくださいました。
午前の部では、SOSIA立ち上げ前後からお付き合いのあったNGOジュマ・ネットさんから、インド側からのミャンマー避難民支援報告をしていただきました。
午後の部には、写真家の亀山仁さんと作家の高野秀行さんにゲスト登壇いただき、一緒にSOSIAの20年を振り返りつつ、お二人のミャンマーとの関わりをお話いただきました。
ご参加・ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!
●参加者の声
「ミャンマーのチン州の今、なかなか日本では伝わらない。これを知らせるイベントは貴重」
「在日ミャンマー人の若者による募金活動中に言われたという『なんだウクライナじゃないのか』という言葉は悲しい。もっともっと関心を持ってもらうためにはどうしたらいいのか」
「なかなか見られないミャンマーの人たちの素顔が見られてよかった。また高野秀行さんの多角度からのミャンマーとのかかわりが垣間見られて面白かった」
「20年もの間、学生から家族を支える身になりながら活動を続けていくこと、たとえ政変が起きても諦めずに向き合うことの強かさと勇気に心打たれました。今までコロナの影響や軍の干渉が気になっていたのですが、これからもミャンマーを応援し続けたいと思います」
「息の長い取り組みに敬意を表したいと思いました。甲野さんと高野さんのやりとりも面白かったです」
本基金へ65万3210円もの貴重なご支援をいただきました。本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
★寄付総額:65万3210円
★寄付件数:43件
<現地報告①>23万円
紛争から逃れた35世帯118名の少数民族の方々が暮らす国内避難民地域で支援活動を行いました。SOSIAのパートナーを通じて現地の若者ボランティアグループと共に支援活動。全35世帯へ食料を配布するとともに、避難民コミュニティ向けの防護服とマスク、医療品を支援。看護師による健康チェックも行いました。
<現地報告②>23万円
経済的に困窮している農村部で石鹸と家庭用医薬品セットを配布するとともに食料支援を行いました。
<現地報告③>19万3210円
紛争から逃れた避難民が暮らす地域で、医療設備や医薬品などの支援を行っています。
*ご連絡先のわかる寄付者の方には、別途支援レポート作成し、後日お送りする予定です。
2021年11月21日(日)、東京・牛込柳町のシェアキッチンみちくさくらすにてミャンマーチャリティカレー&カフェを開催しました。およそ100名超の方にご来場いただく大盛況。開始前から列ができ、カレー50食はお昼過ぎに売り切れてしまい、その後はミルクティやスイーツを楽しんでいただきました。
この日のカレー&カフェとチャリティバザーの純益に募金を加えた寄付金は12万4731円となりました。SOSIAを通じてミャンマーの身よりのない子どもたちの施設へ送金し、子どもたちの生活支援にあてさせていただきます。
ご来場・ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました!!
次はいつですか?とのお声をたくさんいただきました。また開催できるよう、ボランティアチームで準備し、SOSIAのウェブサイトやSNSでご案内いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
●参加者の声
・カレーはコクがありご飯ふっくら。とにかく全部美味しかったです。また来ます!!
・カレー売り切れてました。でもパラータとミルクティおいしかったです。
・どこでレシピ教えてもらったんですか?ミャンマーの味です。おいしいです!!
・子どももパクパク残さず食べて気に入っていました。
・缶バッジとカレー紹介パンフレットのイラストがかわいかったです^^
・もらったレシピでミャンマーチキンカレーつくりました。家でつくれることに感動です!
2021年7月現在、ミャンマーでは新型コロナ感染爆発が起きています。もともと医療体制の脆弱さが指摘されていましたが、2/1の軍によるクーデターの影響で医療崩壊といえる状況に陥り、新型コロナに感染していることが疑われる状況でも、医療を受けられず、自宅で療養するしかなくなっています。
解熱剤や酸素ボンベなどを用いて自宅でケアしていますが、酸素ボンベをはじめ医療品が圧倒的に不足しており、多くの人が命を落としています。
コロナ禍とクーデターで困窮した人々は、栄養状態も悪く、症状が悪化しやすい状況です。
民間の支援活動、特に海外からの支援は軍による取り締まりの対象となっており、支援する人もされる人も、命の危険が伴います。そのため、現地でマスクや消毒液、食料支援を行っている人々は、表立って寄付を集めることができません。(写真:現地SNSより。軍の弾圧をかいくぐって隠れて手術を行う医療従事者)
そこで、SOSIAが寄付を集め、現地で支援活動を行っている方々へ、資金を託し、支援を行うことにしました。
どうか、ご協力をお願いいたします。
*本基金へのご寄付は締切ました
【カード】https://syncable.biz/associate/SOSIA/
【振込先】郵便振替口座:00160−5−547240 銀行口座:ゆうちょ銀行〇一九(ゼロイチキュウ)店 当座0547240 名義はいずれも「ソシア」
※新型コロナ基金あてとご明記ください。
※領収書が必要な場合にはお知らせください。
※緊急性があるため、「食料支援宛」等の指定寄付はお受けできません。ご了承ください。
詳細及び報告はこちらの特設ページから >>ミャンマー新型コロナ基金(カード決済)
2019年10月29日、都内の女子大の講義「キャリアデザインを描く」に て、ソシア代表理事の甲野が ゲストスピーカーを務め、約120名の学生が受講しました。
発表のなかで甲野は、中学高校時代に南北問題と市民活動に関心を持ち大学へ進学したこと、ミャンマーでボランティア精神に触れてNGOソシアを在学中に立ち上げたこと、卒業後はソシアの活動と並行して他のNPOやNGO、JICAや財団等で働いてきたことを紹介しました。
また仕事と家事や子育て、ボランティア、研究活動などをどのように並行して行っているのかなど、仕事に限らないキャリアと価値観に加えて、働きすぎて体調を崩した経験や産後の仕事復帰の難しさ、子育ての辛さなど、働く女性が直面する課題や岐路についてもお話ししました。
発表の後の質疑応答では、受講生が積極的に手を挙げ、質問や感想をお話ししてくれました。身近な人の死や自身の体調不良など辛いことがたくさんあったのに朗らかに話しいることに驚いた、大変なことを乗り越えるコツは何か知りたい、といったコメントが寄せられました。
この度、川崎の無差別殺傷事件の犠牲となったミャンマー語スペシャリストの外交官、
小山智史さんの突然の訃報に際し、謹んで哀悼の意を表するとともに
ご家族のみなさまへ心よりお悔やみ申し上げます。
ソシア事務局メンバーの中には、小山さんとともにヤンゴンで
ミャンマー語を学んだ者もおります。
小山さんは、心からミャンマーを大切に想い、日々学ばれていました。
私たちソシアと具体的な活動をご一緒することはありませんでしたが、
日本の方たちにミャンマーの魅力を伝えたいという志を同じくする方の命を
失ったことに、ソシア事務局一同、深い悲しみを感じております。
私たちは、これからも日本とミャンマーの架け橋となって
それぞれの国の良いところを学び合い、双方の子どもたちの未来を応援する活動を
続けてまいります。
改めて、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
ソシア事務局一同 2019.5.30
2018年10月11日(木)夜、東京・高田馬場のミャンマー料理レストラン・ルビーにて、『映画「僕の帰る場所」プロデューサー、NGOスタッフと語ろう!』をNPO法人日本・ミャンマーメディア協会と共催。約30名が来場し、スタッフ・ゲストを含めて約40名が集う、熱気溢れる会となりました。
冒頭、おいしいミャンマービールやソフトドリンクで乾杯した後、各スタッフの自己紹介とソシアについてお話ししました。
日本・ミャンマーメディア協会理事長の佐藤華子さんは「学生時代にアルバイト先で友だちになったミャンマー人が次々と強制送還されてしまって。それまで、在日外国人の置かれた環境を知らなかったのでショックだったんです。ミャンマーに会いに行くと、とても喜んでくれ、自分のことを大切に想ってくれたことが忘れられず、ミャンマー語を勉強し、今は主にミャンマー人向けにビザ手続きのお手伝いをする仕事をしています。その過程で、映画のミャンマー語監修をお手伝いすることになりました」と、ミャンマーと映画との出会いを語りました。ソシアのボランティア小池涼子さんは「学生時代にはフィリピンで1年間インターンをして、現地の子どもたちから、たくさん元気をもらいました。偶然、仕事で今後ミャンマーの工科大学と関わる予定もでき、映画を観て、ますます楽しみになっています!」と話しました。
続いて、ソシア代表の甲野から「メイキング映像上映会に参加し、ニュースにならない日常にフォーカスした映画のコンセプトが素晴らしいと思いました。多くの方に伝える価値があると考え、映画本編を観ていない状態で、すぐにイベントを企画したんです」と、開催主旨を伝えるとともに、2001年~2004年当時に撮影・編集したソシアの動画を上映しました。映画では触れられていないミャンマーの子どもたちのたくましさを伝えながら、甲野は「20年近くミャンマーに関わってきて、ニュースにならない人々の魅力、特にボランティア精神旺盛なところ、親日の方が多いことを知ってほしいと思って活動を続けてきました。ミャンマーから学ぶべきところ、日本との深いつながりを、もっと伝えていきたいです」と、ミャンマーへの想いを語りました。
おいしいミャンマー料理に舌鼓を打ちつつ、後半は、いよいよ映画スタッフによるお話し。サプライズゲストとして藤元明緒監督と俳優兼プロデューサーのキタガワユウキさんも駆けつけ、渡邉プロデューサーと3人で映画づくりを始めた経緯をインタビュー形式で語りました。
甲野(以下こ):ミャンマー盛り上がってるから、映画つくっちゃえば?と言われたことがきっかけと聞きました・・・
渡邉さん・キタガワさん(以下わ、キ):キタガワが某剛腕プロデューサーから勧められ、渡邉を誘ったことが発端です。渡邉は、ミャンマーについて調べていくうちに、ビジネス熱が盛り上がる影で、ミャンマーではどんな人々が、どう暮らし、何を食べて、何を考えているのか、多くの日本の人は知らない。でも、映像にすればその多くは移り変わるカットの連続の中で発見の連続になる、それには意味がある、と映画づくりを決意しました。
こ:とりあえず監督を募集したとか・・
わ・キ:そうです。初めての映画製作ということもあって、まずは。監督募集って、めずらしいので、かなり目立ちましたね。
こ:監督は、あやしいと思いませんでしたか?
藤元さん(以下ふ):思いましたけど、とにかく映画をつくりたかったので・・・。
こ:お二人は資金を持っていたのですか?
わ・キ:ないです。0円。ポケットマネーでミャンマーに取材へ行く費用はありました。
こ:どうして、その状況で映画づくりをすることになったのでしょう・・?
わ:同世代だったので、すごく意気投合した部分があって。当時三人とも20代後半でした。
こ:ところが、一回目の取材後、企画を落としたんですよね?
わ:そうです。当初、売春婦とストリートチルドレンと少年の話だったんですが、突き詰めていくと、とてもローカルなお話であり、僕たちが、ミャンマーで撮る意味がわからなくなって。
キ:僕、いったん企画が落ちたって知らなくて、その間もひとりでミャンマーについて調べていたんですよ。チームが解散してた時期があるって、つい数日前に知ったんです・・・
こ:そうなんですね!?その後、監督がリトルヤンゴンといわれる高田馬場を飲み歩くなかで、在日ミャンマー人の方と仲良くなり、モデルとなるご家族と出会ったと。
ふ:はい。カメラが趣味の方だったこともあり、すっと仲良くなりました。ほかにも出会う方は難民申請中の方がすごく多くて。入管へボランティアとして出入りしたりもしました。
こ:撮りたい家族の話がある、ミャンマーに行きたい、ということを渡邉さんに話したと聞きました。資金がないなかで、行っておいで、って言えた渡邉さんがすごいなと・・・
わ:映画つくったことがなかったので、お金のことはあんまりわかってませんでした。ただ、撮るべきことがあるなら、行くべきだと思ったんです。その後、個人協賛、企業協賛と借金で製作することになりました。
こ:なるほど・・・。いろいろありましたが、映画祭でたくさんの賞を受賞され、一般公開がはじまった先週末も満員御礼で、素晴らしいですね。では、会場から質問を受けたいと思います。
Q. ミャンマーでのシーンで、カウン君を街中の人たちが遠巻きに見ているのですが、あの方たちはエキストラですか?
A. いえ、一般の方です。カウン君は見た目がめずらしく日本人にも見えるので、目立ちますね。そういう自然な街中の反応を生かしました。
Q. 子どもたちの演技が本当にすごいのですが、どうやって演じてもらったんでしょうか?
A. 母親と子どもたちは実の親子ですがお父さん役は他人なので、撮影前に遊びに出かけたり撮影するアパートで過ごしてもらったりして、家族の関係性をつくることからはじめました。
Q. メッセージありきではなく、事実から物語をつむぐ、ということなんですが、実際の撮影は台本があったわけではないんですか?どうやって事実を撮影していったんでしょうか。
A. モデル家族の話をもとに台本をつくりました。ただ、プロパガンダにならないよう、問題を訴えるために説明を入れるのではなくて、家族の暮らしや気持ちに焦点をあてて製作しました。
●参加者の声
「とても楽しかったです!ソシアのビデオも2004年撮影とは、よく撮ってましたね。見られて良かったです。あと、ミャンマー料理がとても美味しかった&安くて良かったです。制作者の方から直接お話を伺える機会はそうそうないので(観に行った日も、遠慮してしまって話しかけられませんでしたし)、貴重な有難い機会でした。映画自体も期待通りで、とても好きな映画でした」
「映画を観てはいないのですが、察するに、この課題、私が関わってきた多くのハーフの子どもたちが感じてきたことなんだろうな、と思いました。あと限りなくドキュメンタリーという”作られたストーリーでない”ということがリアル感を増しているのだろうと思います。あと映画ができた背景も興味深かったです。監督募集!(笑)。映画、とても楽しみです」
「30代前半の3人が映画を語るとあついこと熱いこと。準備に数年もかけ、その間の情報収集の広さ、集中の高さがびんびん伝わってきました。たくさんたくさん集めると見えてくるものがある。プロデューサーはそれを「芸術」と呼んでいました。作られるまでの準備をもっと聞いてみたいです。映画を観ての第一印象はまるでドキュメンタリー映画。でも脚本がある、でも自然すぎる会話運び。解決されない問題や家族の課題を抱えながら日常は続いていく、、。この映画で最も好きだったのは、最後の場面。そのことをプロデューサーさんと役者さんに伝えたら、喜んでくれて、それを聞いて私もうれしくなりました」
このほかにも、たくさんの質問やコメントがあり、終了時刻になっても、まだ話を聞いていたい、という熱気冷めやらぬうちに、イベントは終了しました。ご来場くださったみなさん、本当にありがとうございました!!!
★映画「僕の帰る場所」は東京・下高井戸シネマ 2/23〜3/01。その他全国で順次公開しています。どうか、この奇跡の映画を、お見逃しなく!!!
【2019年上映情報】
▼東京 下高井戸シネマ 2/23〜3/01
▼愛知 名古屋シネマテーク 1/12〜25
▼北海道 札幌 シアターキノ 1/12〜18
▼鹿児島 ガーデンズシネマ 1/26〜27
▼大阪 シネリーブル梅田 2/15〜29
▼福井 メトロ劇場 2/9〜22
▼石川 金沢シネモンド 2/9〜22
▼富山 ほとり座 2/9〜15
▼埼玉 川越スカラ座 2/23〜3/8
▼栃木 ヒカリ座 4/6〜19
▼佐賀 シアターシエマ 未定
【ソシアメンバーと映画プロデューサーのスペシャル対談!】
行定勲監督が「ドキュメントとフィクションの境界をたどりながら生々しく描いた傑作だ。子どもたちの演技を超えた演技は右に出る映画なし」と絶賛した映画「僕の帰る場所」ー。
プロデューサーの渡邉一孝が、メイキング映像を交えて、現地で行った丁寧なフィールドワークとゼロから映画製作を始めた経緯についてお話しします。
対談では、映画主催NPO代表の佐藤華子と、ミャンマー子ども支援NGOソシア代表の甲野綾子と副代表の大須真希から、知られざるミャンマーの人々の魅力についてご紹介します。
日本に1万人以上いる在日ミャンマー人ですが、彼らの日常について、私たちはほとんど知りません。メイキング映像とトークを通じて「ミャンマーの人々の暮らしや気持ち」「安心して過ごせる場所、帰る場所」に思いを馳せてみませんか?
おいしいミャンマーコーヒーとミルクティーをご用意して、お待ちしています。
【日時】2018年9月24日(月) 14:00 - 16:00
【場所】フミコム(文京区本郷 4-15-14 区民センター地下1階) 都営大江戸線・三田線「春日駅」A2出口直結
【プログラム】
14:00-14:40 メイキング映像上映とプロデューサーによる撮影秘話
14:40-15:10 プロデューサー×映画主催NPO代表×NGOソシアスタッフの対談
15:10-15:50 ミャンマーコーヒーorミルクティー&来場者とおしゃべり
15:50-16:00 予告編上映
※ご希望の方には終了後、映画「僕の帰る場所」の前売り券を販売いたします。
【定員】30名
【参加費】500円(学生100円、こども無料)
【お問合せ】sosia_ngo@yahoo.co.jp
【共催】NGOソシア、NPO法人日本・ミャンマーメディア文化協会
2018年3月21(水・祝)、高田馬場のミャンマー料理レストランルビーにて、15周年チャリティパーティを開催いたしました。雪降る中、ご参加くださった30名超のみなさま、本当にありがとうございました。
私たちの小さな活動を、多くの方にお祝いいただき、心あたたまるパーティとなりました。心より御礼申し上げます。
これからも、ミャンマーへの恩返しを続け、ミャンマーの子どもたち、日本の私たちがともに成長していけるような活動をしていきたいと思います。どうぞ、今後とも、よろしくお願いいたします。
2017年11月12日(日)武蔵野市境で行われたむさしの国際交流まつりに参加しました。多言語紙芝居に参画したほか、ミャンマー雑貨など販売しました。
多言語紙芝居では、はらぺこあおむしを上演。ミャンマー語で、おなかぺこぺこ、を担当しました。
2012年9月30日にミャンマーレストランで設立10周年記念イベントを開催しました。
前半は支援をしている孤児院についてご紹介。インターネット越しに孤児院の先生と子どもたちも参加しました!子どもたちは美容師や看護助手になりたいという夢を語ったり、「好きなことはサッカー」「いつか日本へ行ってみたい」など話してくれました。先生からはソシアの支援で始めた田畑で取れるお米や野菜のお陰で子どもたちの体格が大きくなってきたこと、日本の支援してくれている皆さんへ大変感謝していることなどが伝えられました。
後半はソシアの10年の歩みをスライドとビデオで振り返り。なぜミャンマーだったのか、お互いの助け合いを当たり前に皆がしているという国へ関心を持ったミャンマーとの出会いから、NGOとしての活動を模索していた設立初期の頃、そして農村部の学校支援や都市近郊の孤児院支援の活動まで。そして、“日本とミャンマーがお互いの良いところを学びあう”という方針のもと、ソシアはこれから何を目指していきたいのかという、これからについて。
途中ミャンマー料理を食べながら、皆でソシアにどっぷり浸った時間となりました。参加してくださった方々からは、孤児院の先生や子どもたちと直接話せたことが良かった、ソシアのこれまでの歩みについて知れたことで、今後ミャンマーへ行ったり、国内のイベント会など活動に参加していきたいと思ったという感想をいただきました。
ご参加くださった皆さんどうもありがとうございました。そして、ソシアの活動を応援してくださっている皆さん、本当にどうもありがとうございます。これからの10年、20年、30年とどうぞ宜しくお願いいたします。